
京都市出身のミュージシャンの女性が発起人となり、ハリケーン「カトリーナ」で被災した米国・ニューオーリンズのミュージシャンを救うための募金活動を進めている。ライブで募金を訴え、支援のホームページ(HP)も立ち上げた。音楽関係者に輪が広がっており、女性は「黒人音楽の本場のミュージシャンを救いたい」と意気込んでいる。
神戸市の田中名鼓美さん(46)。ニューオーリンズには田中さんの音楽仲間も住んでいる。「少しでも力になりたい」と思っていた時、被災したミュージシャンの住宅や医療費、楽器などの支援活動をしている米国MUSICARES財団を知り、募金活動を始めた。
田中さんは今月4日に大阪市内で開いたライブで募金を初めて呼びかけ、5日には募金をPRするHPも立ち上げた。24日には右京区で行われる嵐山音楽祭に出演し、協力を訴える。また、京都、大阪のライブハウスや飲食店、楽器店などに募金箱を置いてもらっており、その数は増えている。
これに共感した京都や大阪、神戸などのミュージシャンら音楽関係者約15人が、それぞれのライブやHPで募金を呼び掛けている。
10月22日夜には、下京区のライブハウス都雅都雅で、賛同するミュージシャンを集めチャリティーライブを予定している。
田中さんは「音楽を愛する人にとって米国南部は特別な場所。募金額も順調に増えており、多くの人の協力を期待している」と話している。
上記記事は2005年09月14日付け「京都新聞夕刊」並びに「京都新聞電子版」に掲載されたものです。京都新聞社のご好意により許諾を得て転載しています。